トオル「いい景色だね、ミホさん」
ミホ「はい、そうですねえ」
トオル「こんな綺麗な景色をミホさんと見れて良かったな」
ミホ「あ、そうですか。それなら良かったです」
トオル「でもこの夜景より、ミホさんの方が100億万倍綺麗だよ」
ミホ「あ、、はい」
トオル「ミホさん」
ミホ「…はい?」
トオル「好きです。僕と付き合ってください」
ミホ「ごめんなさい」
トオル「え、、何でですか??」
ミホ「私、トオルさんのこと、何とも思ってないです」
トオル「そ、そうだったのか・・じゃあ、せめて!」
ミホ「せめて?」
トオル「せめて、僕と先祖代々受け継がれてきたキスをしてください!」
ミホ「・・はい?」
トオル「お願いします!」
ミホ「何ですかそれ?」
トオル「大丈夫!すれば分かります!」
ミホ「いやいや、しないです」
トオル「いいから!目をつぶって!」
ミホ「やめてください、怒りますよ?」
トオル「何で君が怒るんだ!せっかく僕が告白したっていうのに僕の気持ちを踏みにじって!何てひどい女性なんだ。謝れ!君が僕に謝るんだ!」
ミホ「え、何言ってるんですか?」
トオル「君は我が西山家先祖代々受け継がれてきた気持ちを裏切ったんだ!罪を滅せ!」
ミホ「…私が、西山家の先祖代々の気持ちを踏みにじってしまったの?」
トオル「そうだ。このままでは西山家は滅びる」
ミホ「だめ!そんなのだめ!私なんかのせいで滅びてほしくなんかない!」
トオル「じゃあ、罪を滅ぼすな?」
ミホ「はい。私、氷原ミホは、罪を滅ぼします」
トオル「では、いざ受け止めたまえ。西山家先祖代々受け継がれてきたキス」
ミホ「はい。いざ!」
トオル「スーーーー、ハーーーーー、スーーーー、ハーーーー。いざ!!!!」
ミホ「トオルさん」
トオル「ん?」
ミホ「私の中に、西山家先祖代々の方々が入ってきてます」
トオル「先祖代々の皆さんは、何かミホさんに言っているかい?」
ミホ「はい。聞こえてきます。『西山家へようこそ』『西山家へようこそ』と聞こえます」
トオル「良かったですね。先祖代々の皆さんは、ミホさんのことを受け入れてくれたようですよ」
ミホ「え、本当ですか??嬉しいです。これで罪滅ぼしはできましたかね?」
トオル「いや、あともう一歩です。今から先祖代々受け継がれてきたSEXをしなくてはなりません」
ミホ「え、でも、それはちょっと・・」
トオル「西山家をミホさんに注ぎ込まねばなりません!」
ミホ「でも、それだと、西山家と氷原家が一緒になってしまう!」
トオル「西山家と氷原家が一緒になって何が悪い!水と氷が混じり合うように、酸素と二酸化炭素が混じり合うように、夢と現実が混じり合うように、トオルとミホも混じり合うのだよ!」
ミホ「は、はい!」
トオル「さあ、ラブホテルに行こう!」
ミホ「ラブホテルに行こう!」