ある程度、荷物を整え終わった。
いまだ、朝夜逆転生活が続いている。
まずは、これを直さなければ、だめだ。
ここでは生きていけない。
藤野では、夜7時にはほぼ真っ暗になり、
懐中電灯がないと、歩くのがちょいと厳しい。
逆に朝は早い。
朝5時には、世界が動き出す。
目標は、夜12時に寝て、朝7時に起きる。
遅くとも、夜1時には寝て、朝8時には起きよう。
もともと夜型人間であり、特に働き出してからのこの6年は、
人類と真逆の生活を送っていた。
朝7時~9時に寝て、起きるのは大体午後3~4時ごろ。
そこから仕事をして、朝になり、眠る。
そんな生活を6年間続けてきた。
1日が、本当に短かった。
何ともったいない生き方をしてきたのだろうか。
今日からは、1日17時間をフルに使う。
眠る7時間ももったいないが、そこは我慢しよう。
トイレと風呂の時間ももったいないが、そこも我慢しよう。
食事すらもったいないが、そこも我慢しよう。
あとは自由だ。
17時間フルに使う。
風呂とトイレと食事を引くと、16時間。
16時間をフルに使う。
僕は欲が少ない。
物欲もほぼないし、美味しいものを食べたいという欲もほとんどない。
そんなのは、おじさんになってからでいいと思ってる。
おじさんになってからも、もしかしたら湧いてこないかもしれない。
おじさんになってからのことは知らない。
おじさんまで生きれるかも分からない。
と言いつつ、もう、おじさんも目前だ。
急がねば。
焦らずに、しかし急いで生きよう。
この生活も、いつまで続けられるか分からない。
なにしろお金がない。
一銭も入ってこないのだから。
減る一方だ。
貯金もそこまである訳じゃない。
この歳にしては、多分かなり少ない方。
それでもやるしかなかった。
これしか生きる道がなかった。
もう、我慢する時代は終わった。
人はみんな我慢をして生きている。
と、言うが、
本当に人は、我慢するべきなのだろうか。
我慢しなくていいんじゃないだろうか。
我慢したまま死んで、それで幸せだろうか。
僕はもう我慢しない。
限界まで。
ただ、バイトはしなければならないだろう。
でも、我慢はしない。
どうにかして、我慢しないでバイトをするという離れ業をやってのける。
他の欲が少ない分、
僕には、「生きる欲」という欲が、めちゃくちゃに強いみたいだ。
最近分かった。
さあ、今日も生きよう。
このまま寝ずに、まずは生活を直そう。
そして、物干し竿と、食器置きと、ゴミ箱と、ホウキと、台所スプレーと、カーテンと、炊飯器と、上着かけと、イスを買いにいこう。
これは、物欲ではない。
必需品だ!!