壁を

 

今日は、画を描いた。

 

『民の息吹』

 

『闇のストレート』

 

部屋の壁を、画だらけにしようと思い立ったのだ。

しかし想像してみると、気持ち悪い。
こんな画が、壁じゅうに並ぶのだ。

常に、自分の目線側の壁に。

 

威圧感がすごそうだ。
時に苛立ちそうだ。

でもいい。
のほほんといい空気の中、のんびりと生きている場合ではない。
苛立てばいい。
威圧されればいい。
気持ち悪くなればいい。

もっと、もっと。

どうにかなればいい。

 

危なかった。
風邪も治り、何となく心地よく生きていた。

攻めよう。
自分を。

 

投げよう。
闇のストレートを。

 

 

撒き散らせよう。
民の息吹を。