ついに、ついに、私は手にすることができた。
旅に出てから、約5年。
最初は、素手から始まった。
世にも奇妙な、怪物たち。
恐ろしい魔法を使う、魔法使い。
残虐極まりない魂を持った、悪魔一族。
多くの敵と戦っていくうちに、私の武器は、素手から、木の棒になり、
鉄パイプ、小さな剣、斧、鋭い剣、魔法の出る剣、
大きな斧、魔法も出るし鋭い剣、と徐々に徐々に変化していった。
そして、ついに見つけた。
「地獄の山」を登ぼっていき、途中の「迷いの森」を抜け、「亡霊の洞窟」に入っていき、「亡霊の洞窟」の奥に潜む「スリープドラゴン」をどうにか倒し、「スリープドラゴン」が飲み込んでいた「奇跡の宝箱」を取り出し、「奇跡の宝箱」を「驚愕の谷」で手に入れた「風神の鍵」を差し込んで開けると、「奇跡の宝箱」の中には、「伝説の剣」が入っていた。
この「伝説の剣」で切れないものは、何ひとつないという。
私は、ついに手にすることができたんだ。
だが、敵はもういない。