なあ。
あの物陰から見てる、あいつは誰だ。
何でこっちを見ている。
何で、あんな顔でこっちを見ている。
何で、あんな顔をする必要があるんだ。
あいつは、俺らがあいつがこっちを見ていることに気付いていることに気付いているのだろうか。
いや、気付いていたら、あんな顔はできるはずがない。
あれは、それほどの顔だ。
ん?
もしかしたら、元からあんな顔なのか?
それだったら、俺らは謝りにいかなければならない。
やっぱりどう考えてもこっちを見ている。
あの顔で。
やはり、あの顔が元の顔なんだと思う。
俺は最低だ。
なあ、謝りにいこう。
な?
…何で断る。
お前も、どう考えてもバカにしてただろ。あいつのあんな顔を。
おい。何故、無視する。
おい。何で、お前まであんな顔をするんだ。
何なんだ、その顔は。
やめろ。やめてくれ。
そんな顔をするのは、やめてくれ。
ん?
もしかして、流行っているのか。
その顔は、流行っているのか?
その顔は…
流行っていた!!!