壁を

 

今日は、画を描いた。

 

『民の息吹』

 

『闇のストレート』

 

部屋の壁を、画だらけにしようと思い立ったのだ。

しかし想像してみると、気持ち悪い。
こんな画が、壁じゅうに並ぶのだ。

常に、自分の目線側の壁に。

 

威圧感がすごそうだ。
時に苛立ちそうだ。

でもいい。
のほほんといい空気の中、のんびりと生きている場合ではない。
苛立てばいい。
威圧されればいい。
気持ち悪くなればいい。

もっと、もっと。

どうにかなればいい。

 

危なかった。
風邪も治り、何となく心地よく生きていた。

攻めよう。
自分を。

 

投げよう。
闇のストレートを。

 

 

撒き散らせよう。
民の息吹を。

 

 

うちわ

 

最近は、うちわを描いている。

とある方から「描いてみない?」と言われ。

 

『下世界to上世界』omote

『下世界to上世界』ura

 

『緑世界の支配者たるゆえ』omote

『緑世界の支配者たるゆえ』ura

 

このまちは、とても変なまちだ。

ものを作っている人が、異常に多い。
リアルに5人に1人ぐらいは、何かしらの作家であるんじゃないかと感じてしまうほど。
そんなまち、日本に他にあるだろうか。

最寄りである藤野駅の周りには、7・8軒のお店がある。
それ以外は、ほぼ、山と川と湖と林と畑と家。
その7・8軒の中の1軒に、「シーゲル堂」というお店がある。
ここは、このまち周辺に住む作家達の作品のみが販売されているお店。
言うなら、「作品屋さん」だ。
そんな店、日本に他にあるだろうか。

きっと探せばあるだろう。

でもきっと、かなり少ない。

 

そんな、きっとかなり少ないお店「シーゲル堂」では、毎月、企画展が行われている。
今月は、「うちわ展」。

そこに、僕のうちわも置かせてもらったのだ。

「最近、引っ越してきて、いろいろ一人で書いたり描いたり作ったりしてるんでげす」 という話をしたら、お店の方が、「描いてみない?」と言ってくれたのだ。

 

1本1000円。

このうちわの売り上げは、全て義援金になるそう。

Tシャツ屋さんに続き、 今度は、お店に作品を置いてもらえた。

 

徐々に、徐々に。

 

 

他のものと比べると、一つだけ子供が描いたようだ。

 

だが実際は、大人が描いている。

 

そう。

 

僕は大人なのだ。

 

大人のうちわ、発売中。

 

昨日は地獄 今日は痛み

 

昨日は地獄

今日は痛み

 

雨が弾く畑道

一歩に三秒
一歩に五秒

始まりの前の何とも言えぬ静けさ

始まりの前の何とも癒えぬ静けさ

光と共に上がりゆくカーテン

聴こゆる世間語の交差

しばし待たれ
約束の時は来た

知らぬ人物と交わした口頭での契り

お互い怪しさは拭えない

 

突如、老婆が血を吸う

走る痛み

密室に閉じ込められ、精密機械が僕を探る

液体を落とされた僕は眠らされた

うつろな意識の中、再び聴こえてくる世間語

いまだ怪しさは拭えていないようだ

そうして僕は、下半身からも液体を奪われ

4490円を支払い

薬をもらい

医者を出た

 

僕は風邪をひいた。

 

 

 

9枚

 

晴れた。
小雨から始まり、途中からとんでもなく晴れた。
これが、降水確率50%ということだったのか。
なんと的確なのだ。気象庁は。

ということで、 本日、吉祥寺パルコ屋上のてづくり市にて、
Tシャツ屋さんを行ってきました。

ものすごい暑かった。
今日の午前11時頃から、日本は夏になった。

コツコツと何故か描き始めた29枚のTシャツを手に、
僕は生死をかけた戦いに挑んできた。

わざわざ遠くから来てくれた人や、友達だからということで来てくれた人や、
もちろんTシャツを買ってくれた人、Tシャツを見てくれた人、本当に感謝しております。
基本、あんまり喜んだりできない人間なのですが、 本当に心から嬉しかったです。
何よりも、こんなTシャツに2000円を出したその勇気を称えたい!
そして、一生幸せになってください!
いや、そんなあなたたちなら、きっと幸せな人生を遅れるでしょう!
いっぱい結婚していっぱいキスしていっぱい幸せになってください!
HAPPY LIFE!

何度も書くが、2000円は、相当な金額だ。
もっと有効な2000円の使い道は、腐るほどある。
ただそれは、逆に、腐っている道もたくさんあるということだ。
ただその逆に、やはり腐っていない道もたくさんあるということ。
そんな中、ありがとう。

 

決戦の結果は、9枚。

1枚2000円のTシャツが9枚。
ほんのちょっとおまけもしたけど、9枚。

僕はこの「9枚」という数字を、どう捉えたらいいのだろうか。

まず、往復の交通費1500円と、参加費2500円で、4000円。
それでも、充分にプラスだ。

ただ一つ、引っかかっていることもある。
それは、9分の7が、もともと知り合いの人が買ってくれたということ。

買ってくれた人は、今、僕がどんな状況で生きているのかを知っている人。
同情の気持ち、友情、興味本位、募金?などなどを含めての2000円。
だがそれもれっきとした2000円。

問題なのは、他の何十人もの人にスルーをされているということ。
始まりは、散々なものだった。
正直、少し心が折れそうだった。
まず、人が止まらない。 一瞬チラリと見て、素通り。
ほぼ全ての人が、その行動をとる。

分かる範囲でも、原因はたくさん挙げられる。

まず、Tシャツに興味がない。
手描きのTシャツなど着れるか。
絵が下手くそ。
趣味と合わない。
ディスプレイが雑。
なんかふざけている。
作品になっていない。
見にくい。
2000円は高すぎる。
店の人が汚らしい。
店の人はホームレスなんじゃないだろうか?
何か近寄らない方がよさそう。
チープ。
Tシャツが折りたたまれていて、何が描かれているかよく分からない。
広げたりするのが面倒くさい。
この人と何となく関わりたくない。
こういう世界観、生理的に苦手。
髭が長い。
暑い。

両隣りのお店には、結構、人が止まる。
じっくり見る。 買う。
嬉しそう。
そして、通り過ぎる。

そんな中、女神が現れた。
赤ちゃんをお腹に抱えた、女神。
座り込み、じっくりとTシャツを見ている。
まだ、見ている。
話しかけてきた。
興味を持ってくれている。
たくさん広げて見てくれている。
笑っている。
迷っている。
買うかどうかではなく、どれを買うか迷っている!
買うTシャツが決まった。そして、なんともう1枚…!

僕はこの人に救われた。
この人は、もしかしたら本当に女神だったのかもしれない。
しかも、今日、あの場所にいた全ての人の中で、
ひいき目なしで、一番かわいく、綺麗な人だった。

そんな人が、

こんなTシャツや、

T-4「空き地」

こんなTシャツを、買ってくれた。

T-20「逆ねこ」

 

この事実!!

そして追い打ちをかけるように、 友達や、もともとSCHOOL OF LOCK!のリスナーだった人が続々と来てくれて、 人が集まり出し、徐々に道行く人が足を止め出す。
一時、ちょっとした賑わいも見せていた。

Tシャツを見て、笑ってくれた。
Tシャツを見て、驚いてくれた。
Tシャツを見て、かわいいと言ってくれた。
Tシャツを見て、迷ってくれた。
自分の作ったTシャツを見てくれた。

ラジオの仕事をやっていたときは、 自分の作った番組、自分の書いたドラマ、自分の関わった番組が、 全国にいる何千、何万の人の元へ届けられていた。
そんな凄まじい事実に、どこか慣れている自分もいた。
今、思うと、それはとんでもなくすごいことであり、 とんでもなく貴重なことだったというのを、
改めて実感する。

今や、ネットという環境はあれど、
自分の作るものを、そんな大人数に届けることはできない。
でも今は、自分の作ったものを、自分だけで作ったものを、
自分だけで届けることができる。
それも誰かを通さず、直接。

自分だけで作ったものにお金を出してもらったのは、今日が初めて。
直接、お金を受け取った。
直接、お釣りを支払った。
直接、Tシャツを渡した。
直接、感想が聞けた。
直接、話しができた。
直接、喜びが聞けた。
直接、喜びを届けられた。

全てが直接。

 

長々と書いていたら、日をまたいでしまった。

 

何度も言いますが、僕は、デザイナーでも絵描きでもTシャツ屋でも、何でもありません。
デザインしたこともないし、絵を描いたこともないし、Tシャツ屋をやったこともありません。
しかし誰でも、デザイナーにだって、絵描きにだって、Tシャツ屋にだってなれる。
全てになれる。

自分の中にあるものなら、全てができるし、全てになれる。
僕は、この人生で全てをやる。

全てをやらずには死ねない。

全てをやるために生きる。

 

そして、今日はもう眠る。

 

ありがとう。

 

残るTシャツは20枚。

また挑む。
今日を糧に。

 

夏が始まった。

 






 

T-27「動物ランキング1~12位」

 

T-27ura「動物ランキング1~12位」

 

T-28「伝説のじじい」

 

T-28ura「伝説のじじい」

T-29「ミラクルシャワー」

T-29ura「ミラクルシャワー」

 

 

50

 

てづくり市のある日曜日。
何となく晴れるものだと信じ込んでいたけれど、
ちらりと週間天気予報を見てみたら、50%だった。

50%というと、実際の降水確率でいうと、もっと高い。
20%・30%といわれている日でも、ほとんどの場合、雨は降る。
雨じゃない確率が、70%・80%になるはずなのに、ほとんどの場合、雨は降る。
つまり50%というと、それはもう、かなり高い確率で降るということだ。

確率とは何なのだろうか。

僕は、「%」をあまり信じていない。
それは、よくよく考えると、全ての確率は50%だからだ。

雨が降る確率が10%といわれようと、100%といわれようと、0%といわれようと、
実際には、「雨が降る」か「雨が降らない」のどっちかしかない。
2択のうちの1つ。
つまり、50%。

今日、僕が死ぬ確率。
それも、「死ぬ」か「死なない」かの、50%。

今日、僕が誰かとSEXをする確率。
それも、「SEXをする」か「SEXをしない」かの、50%。

今日、僕が誰かと結婚する確率。
それも、「結婚する」か「結婚しない」かの、50%。

告白して、成功するかフラれるか。
ケンカして、勝つか負けるか。
挑戦して、失敗するか成功するか。

もう、物事の全ての確率は50%なのだ。

だから先に何と言われようと、
誰に何を言われようと、
自分の中での確率は、全て50%。

と、考えるようにしてる。

0%なんてないし、100%もない。
全部、50%。

 

そんな僕の前に立ちはだかった、降水確率50%。

 

当日は、「雨が降る」。

もしくは、「雨が降らない」。

そのどちらか。

 

的確な数字を出してくれてありがとう、気象庁。

 

 

T-25「オジサン」

 

T-26「逸列」

 

2000

 

気付けば、Tシャツ屋さんまで、あと5・6日とせまってきている。
ちょっとずつ準備を始めています。
一昨日は、木の板でこんなのを作りました。

 

本当に2000円でいいのだろうか。

2000円といったら、結構な値段だ。
自分が客で、フリマで2000円のTシャツが売っていたら、まず迷う。

1000円だったら、わりと気軽に買える。
1500円だったら、ちょっといいなと思ったら買える。
ただ、2000円は、少し迷う。

2000円あったら、美味しいものがたっぷり食べられて、 かつ、お酒もちょっと飲める。
最近だったら、CDも1枚買えてしまう。
他にも、あんなことや、こんなこともできてしまう。
あの子と、あんなこともできてしまうのだ。
そんな2000円。

だがな、
普通のお店で、2000円でTシャツは買えない。
4900円、5900円、安くても、3900円といったところだ。
そう考えると、とても安い。
しかも、この世で1着しかない。
完全オリジナル。

だがな、
作っているのは、くそ素人だ。
それはもう、くそがつくほどの素人だ。
この歳になるまで、絵なんてまともに描いたことなかったし、
絵具なんて、中学か高校以来使っていない。
そんな男が描いたTシャツ。
そんな男が、魂を込めて描いた、Tシャツ。

2000円。

人は、この2000円を、どう捉えるのだろうか。

 

ちなみに、自分が客でこのTシャツたちが売っていたら、 3枚買う。
だが、客は自分ではない。
他人は自分ではない。
自分と感性が完全に一致する人間など、この世に一人もいない。
それは、全ての人間に言える。
全ての人間は、他人だ。

だがな、
全ての人間は、地球人だ。

 

地球人が、この2000円をどう捉えるのかが楽しみだ。
多分、1000円にしたら、当日そんなにドキドキはないだろう。
売れたら、「ラッキー」ぐらいのものだと思うが、
2000円が売れたときの興奮は、それはもう計りしれない。
2000円で、何日、寿命が延びるのか。

今の僕にとって、2000円は、相当な金額だ。
2000円を見ると、ワクワクする。
ゾクゾクする。
ビヒャ!っとなる。

 

生きている。

今が、人生の中で、一番生きているかもしれない。
一番、生きていることを実感しながら、日々を過ごしている。
自分で動かなければ、何にもない。
自分で生み出さなければ、何も生まれない。
自分で生きていかなければ、生きていけない。

 

そんな中、生み出した、2000円のTシャツたち。

 

 

どうか雨、降りませんように。

 

 

Tシャツ屋さん

 

と、ここまで24枚Tシャツを描いてきたのですが、
6/17(日)に吉祥寺のパルコ屋上にて行われる「てづくり市」にて、
売りばらまきたいと思います。
1枚いくらにしようか迷っています。

今、一切仕事をしていないので、ここで何としてでも生活費を増やさなければならない。
ただ高すぎても、Tシャツが余ってしまう。
そして安すぎても、材料費も結構かかってるし時間も結構かかっているので、そうもいかない。 しかし僕は絵やデザインに関して、全くの素人だ。
自分の作ったものにお金なんて出してもらったことがない。
だが、そんなものは関係ない。
自分がプロと言えばプロ!
デザイナーと言えばデザイナー!
Tシャツ屋さんと言えば、Tシャツ屋さん!
画力はないが発想で。
自分が着たいなーと思うTシャツや、
こんなのあったらいいのになーと思うTシャツを作りました。

これはただのフリマではない。
戦争だ。

生きるか死ぬか。
何としてでも寿命を延ばさなければならない。

まだバイトはしたくない。

と、いうことで、 お暇な方は是非~

 

■タイトル 吉祥寺パルコ MOTTAINAIてづくり市

■開催日 2012年06月17日(日)

■開催時間 10時~15時(雨天・強風中止)

■開催場所 吉祥寺パルコ屋上広場

■住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1

■交通 (電車)JR中央線・総武線、京王井の頭線『吉祥寺』駅より徒歩2分。

■出展数 各種出展あわせて100ブース

※詳しくは ↓↓
(開催日程) http://www.aozorakoten.com/calendar/detail.asp?d=165

(プロフィールページ)  http://www.aozorakoten.com/member/profile.asp?mid=f22953715c79e70fae158d689b645333

 

と、必死な感じで書いてみたのだけれども、
ある意味本気ですが、ある意味遊びなので、お気軽に是非。
他のお店もたくさん出ているようだし、 余っても自分で着れるので、
というか自分でも着たいので、 全然買わなくてよいので、遊びにきてくださいませせ。

2000円とかかなあ。
高いかなあ。

T-23「男19人祭り」

 

T-24「かかし&逆かかし」

 

T-24ura「かかし&逆かかし」

またTシャツ

 

を、描いております。

 

T-18「お洗濯」

 

T-19「右下正方形地獄」

T-20「逆ねこ」

 

T-20ura「逆ねこ」

T-21「月<地球」

T-22「SAFE」

 

最近、これしかやってない気がする。
でもいいや。
体と脳みそが動くほうへ、僕も流れていこう。

そして、時には流れに逆らう。
逆流をバタフライで泳ぐかのごとく。

 

そして、宇宙を裸体で泳ぐかのごとく。

 

または、夢の中を現実が泳ぐかのごとく。

 

のごとく。

 

変な服

 

僕はわりと、変な形の服や、変なデザインの服を着ることが多いのだけれども、
それには理由がある。

楽だから。

社会人は、社会の場では、なるべく社会人らしくしなければならない。
僕は、それが苦手だった。
そして、苦痛だった。
僕は、社会人になりきれていなかった。

でも、社会人は社会人らしくなければならない。
社会人になりきれていないことを頑張って隠さなければならない。
そこで僕が自然と生み出していた打開策、それが、より変な服を着ること。

変な服を着ていたり、髭を異常に伸ばしていたりすると、
たいがい相手の第一印象は、「この人、変な人なんじゃないのか・・・?」で入ってくる。
そこから話していくうちに、社会人になりきれていないことがバレても、
「この人はやっぱり変な人なんだ」となり、そんなに驚かれない。
そして、うまく社会人っぽく振る舞えたときは、
「この人変な格好してるのに、やるじゃない」と、逆に好印象になったりもする。

しかし、ピシッとした服を着ていて、
社会人になりきれていないことがバレた場合、
ものすごく悪印象になる。
そして、相手をものすごく苛立たせる。

つまり、逃げだ。
僕は、変な服を着ていたおかげで、
この6年間、ギリギリのところで社会を渡り歩いてきた。
恐らく僕が、ピシッとした格好をしていたら、
とっくに社会からは排除されていただろう。
そのくらいギリギリだったと思う。
そのくらいギリギリのことを何度もやっていた。

そして結局は、自ら社会から出ていくことになった。

もともと変な格好をすることが多かったのだけど、
それも多分、自分が変でいられるから。
変でいるのは楽だ。
あまり考えなくていいから。

人間は、服装で左右される。
スーツを着ていると、それっぽい歩き方だったり立ち振る舞いをするし、
お気に入りの服を着ていると、やけに自信や余裕が持てたりもする。
そして、変な服を着ていると、あまり考えないでいい。
楽だ。

5年間一緒に番組をやっていた、Base Ball Bearの小出祐介くんは、
「僕はオシャレなんてしたこと、1回もない」と言い切った。
彼は、僕の知る限り、服装に全く左右されない唯一の人物である。
これはこれで、ものすごい楽なのだと思う。

僕も、無地の服をたまに着る。
無地の服も楽だ。
「0」だから。
つまり、服で何も語っていないのだ。
何も言わないし、何も思わせない。
しかし僕は、気付くと、変な服に逃げてしまう。
「0」をやり通す彼は、すさまじい。
ちなみに髪型も、子供の頃からずっと同じだそうだ。
なんたる。

僕も今、そうなりつつある。
というかよく分からなくなってきた。
家に変な服ばかりあるから変な服を着ていたりするけど、
何も考えないで変な服を着ているから、本当に変な人になっている。
いや、社会から外れ、変な生活をしているのだから、
きっと、これでいいのだ。

そして今日も、変なTシャツを作った。

 

T-8

T-9

T-10 omote

 

T-10 ura

 

T-11 omote

 

T-11 ura

 

T-12

 

T-13 omote

 

T-13 ura

 

T-14

 

T-15

 

T-16

 

T-17

 

 

時との刻み合い

 

昨日、僕は、時に戦いを挑んだ。

 

時は、問答無用に刻んでくる。
僕も現在、自己を日々刻んでいる。

しかし、どうしても、時の刻みには勝てない。
時はさぼらないから。
人間はさぼる。甘えるし、逃げるし、守るし、妥協するし、びびる。

時は、強い。

こっちに来てから、日々、時に負け続けている。
「今日も、あっという間だった。」「もう、夜か。」「げ、今日、何もしていない。。」
そんなのばかりだ。

 

まず朝、時に勝負を挑んだ。
この町のゴミ出しは、8時半がリミットだ。
近頃は9時10時までダラダラ寝てしまうことも多く、何度も出すのを逃していた。
しかし間に合った。ギリギリだが。
まず、一勝。

そして、トイレにいき、シャワーを浴び、皿を洗い、歯を磨いた。
この時点で、9時半。
朝食をスーパーまつばへ買いに行こうと思っていたのだが、
スーパーまつばは10時からだ。
まだ開店前。
二勝。

しかし、買い物をし、バナナをつぶしてピーナッツバターと共にパンに挟み、
バターをしいてフライパンで焼いて食べていたら、
時は、11時半を刻んでいた。
時が追い込んできた。

ここで僕もスイッチを入れた。
全ての行動を倍速で動く。

午前と午後が入れ替わる前に、 昨日書いた、「-を+にする」実験を始めた。
ここでも僕は倍速だ。
まず、-の言葉をこれでもかと並べ、 そこから怒涛の勢いで、+に変えていく。
迷っている暇はない。 1つ5秒くらいの速度で頭の中から言葉を探し出し、
-の言葉を使ったうえで+の意味に変えていく。
内容は分からないが、速度では時に勝っていたと思う。
三勝一敗。

そしてここから、マンガを描き始めた。
詳しくは、また別で書こうと思うが、家に出現するムカデからの恐怖を断ち切るために、 以前からダラダラと描いていたマンガ、『ムカデちゃん』。
これまで30ページくらいだったのに、怒涛の勢いで、 45ページまで描き切り、完結させた。
多少、時間はかかってしまったが、今までと比較したら、時には勝っていたと思う。
四勝一敗。

そして気付けば、午後8時。
画を描こうと思った。
ここで僕は、最後の戦いを時に挑んだ。
twitterで、画のタイトルを募集させてもらい、タイトルを見た瞬間からどのくらいの速度で画を完成させられるか、挑戦した。

 

一作目、『生後5年のトカゲ』(約23分)

『生後5年のトカゲ』

 

 

二作目、『羽根の抜かれた赤トンボ』(約20分)

『羽根の抜かれた赤トンボ』

 

三作目、『雨ふり』(約1時間)

『雨ふり』

 

『雨ふり』の途中に、電話がきた。
一度、二度目まで無視を試みたが、三度目がきて、僕の右手は筆を置いた。
かけてきた相手は、僕が時と戦っていることなど知るはずがない。
そして、時と戦っていることを説明しても、なかなか伝わらないだろう。
内容は、確かに急用だった。

完全に、時に負けた。

 

時は、誰にも何にも邪魔されない。
僕ら人間には、いくらでも邪魔が入り込んでくる。
なるべく邪魔をなくすため、娯楽や人のいないところに移り住んできたのだが、
それでも全てをなくすことは、人間にはできない。

総合的には、四勝二敗で勝ち越したが、
この事実がある限り、いつまで経ってもきっと時には勝てない。

 

そして今日は何もしていない。

 

もうすぐ、今日が終わる。