待っている

 

今日も待っている。

返事はまだ来ない。

 

このまま待っていたら、
ずっと来ないんじゃないかという気さえしてきた。

待っているときは、心が落ち着かない。
時に日雇いバイトに行きつつ、何だかフワフワした日々を過ごしている。

家にいると、フワフワしたまま頭が働かない。
バイトに行くときは大体遠出なので、電車に乗っている時間が長い。
この電車と、寝る直前のベッドの時間が勝負である。
今は、ここしか頭が働かない。

この2つの時間に、直感と頭を使うのを混ぜ込んだ形で、
本を書くために考えている。
一生懸命考えて生み出すのは苦手だが、
直感から派生させて頭を使っていくことは、どうやら出来るらしい。

現在、71分の13。

 

 

ただ、最近、家の居心地が割といい。

というのも、ここ1ヶ月ムカデが出ていない。

去年7月中に7匹出たことを考えると、明らかにおかしい。
これは多分、季節がずれてきているからだと思う。

2年くらい前から、日本の四季は少しずつおかしくなってきている。

 

去年は8月の真夏の時期に、約1ヶ月ムカデが出なかった。
この街の住人に聞いたところ、
真夏の本当に暑い時期は、ムカデは土から出てこれなくなるらしい。

つまり、真夏が早まっている。

多分、今年の8月は涼しい。

 

 

一方で外が恐い。

今年、ベランダに作りかけられた蜂の巣を、
既に2度、隙をついて落としている。

せっかく作ろうとしている家を勝手に破壊するなどひどい話なのだが、
こればかりは仕方がない。

家付近を彷徨うスズメバチのでかさが、半端ではないのだ。
女の子の拳ぐらいある蜂が、網戸越しにこちらを覗いていたときは、
本気で背筋が凍った。

 

 

3日ほど前、
家を出たすぐのところに、
ほぼ完成しようとしている蜂の巣を見付けてしまった。

 

その巣の周りには、2・30匹の蜂がたかっている。

ここを通らなければ、僕はどこへも行けない。

今、ゴミを出しに行くことすら恐ろしい。

 

そんなことも含め、僕は家で待っている。

 

 

しかし、バイトに行かなければ生きていけない。

家の食材も尽きてきた。

ゴミも出さねば。

 

 

 

飛び出したいのに、飛び出せない。

 

 

 

 

うちわと一流カードと46音カード

 

先週、友人のエイジ君が3時間かけてバイクでやって来た。

後ろに乗って藤野の山をグルグル回り、腕に落ちてきた毛虫に怯え、
怪しい場所があったのでそこで何となく彼を写真に収め、
家に戻りレモンカレーを作り食い、うちわを描いた。
(写真「-Eiji Nasu-」 → http://takizawa-yu.weblike.jp/contents/?p=3848 )

 

うちわは、藤野にあるシーゲル堂というお店で行われる
「うちわ展」に飾るためのもの。

去年も描かせて頂き、
1つ1000円で、売上は全て福島のこどものための支援金となる。
(うちわ去年→ http://takizawa-yu.weblike.jp/contents/?p=265 )

 

エイジくんも最近いろいろ作っているようで、一緒に描いてもらった。

1つ1000円以上ということで、少しでも1000円に見合うよう、頑張って描いて、
頑張って糸を口から出させた。

 

uchiwa1

uchiwa2

左がエイジくん作。

 

uchiwa3

uchiwa4

 

裏はおっきいやつからいっぱい出させた。

uchiwa3 uchiwa4

そして飾ってもらった。

 

uchiwa7 uchiwa8

 

 

そして少し前に、お店の方に「一流カード」と「46音カード」を見せたら
意外にも面白がって頂き、なんとお店に置いてもらえることになったので、
それも持っていき置いてもらった。

card1

card2

 

ここは、藤野に住む作家の作品だけを置いている、珍しいお店。
そんな中、あのカードが、ついにちゃんとした商品として置かれたのだ。
これは、すごい事だ。
これでようやく、一流カードが報われた。

しかし、どう考えてもこのお店の中で浮いている。
僕の事を何も知らない人は、このカードを見て、何を思うのだろうか。
笑うのか、バカにするのか、面白がるのか、感動するのか、
見なかったことにするのか、どうなのか、ものすごい気になる。

 

そして今日、追加でカードをお店に持っていくと、
なんと、1セット既に売れたとのこと。

さらに、うちわまで売れていた。

そして、カードの場所も、
とても目立つところに移動されていた。

card3 card4 card5

 

一体、どんな人間がどんな気持ちで買っていったのだろう。
そして、そのカードやうちわは今、どう扱われているのだろう。
間近で見てみたかった。

以前、フリマや展示でTシャツやカードを売ったときは、
目の前でそれを感じることができて、
売れたことよりも、その姿を見れたことが何より楽しく嬉しかった。

それがない分、少し実感は沸かないけれど、
一流カードの存在自体が認められた気がして、すごく嬉しかった。

自分の作ったものに金を出してもらえるということは、
改めて、すごい事だと思う。

うん。

 

 

 

これでまた、ドキドキの要素が増えた。

日々、常にドキドキしていたい。

落ち着きたくない。

 

夏になり、心がうずうずしてきた。

 

 

早く飛び出したい。

 

 

 

 

二つ出したバイトの返信は、まだ来ない。