46音展

 

ようやく心が落ち着いた。

 

 

しかし、頭がまだ落ち着いていない。

 

46音展。

 

「あ」~「ん」の46音から始まるタイトルの画を、
46枚貼りたくるという展示。

 

 

2/1(fri) cheek cheek cheek @ club BALL
2nd Anniversary!!!!!!

[feat DJ]  Burkleo (BOOGIE NATION)  SINO (音ノ源)
[DJ]  Ryo Kawahara  Shogo Yokoyama  Oka (destination)
[展示]  Yu Takizawa “46音展”

22:00open
door \2,000(1drink incl)
foreigner discount \1,500 (1drink incl)

 

 

 

始まる前から勝負は見えていた。

 

こういったものは、 恥ずかしがったり自信をなくしては駄目。

分かってはいたものの、
当日46枚の画を貼り出したとき、
僕の心は、折れてしまっていた。

 

何だこれは。

 

 

そこにあったのは、ただのふざけた落書きであった。

 

それなりに時間はかけたのだが、 時間をかけたからどうこうというものでもない。

他人からしたら、当日そこにあるものが全て。

 

そもそも自分は画が下手なのだ。

100人の人間がいたとしたら、恐らく70~80番目くらいに下手なのだ。

そんな人間が、しかもそんな人間がPCで小手先で描いた画など、
人前に飾ってどうこうなるという見返りを求めること自体が間違っていた。

 

いや、下手なのはいい。

上手い画は下手な人間には描けないが、
下手な画も上手い人間には描けない。

上手い画が描きたいわけではない。

いや描きたくないわけではないが、 そこでは戦ってはいない。

 

画の下手な人間の描く画で、どこまでいけるか。

何ができるか。

下手だからこそできる何か。

 

画の上手い人間は敵ではなく、 敵は子供。

あの子供が描き出す、奇跡のような画。

あれが敵。

 

あれを超えたい。

 

 

しかし今回は、誰にも勝てていなかった。
子供に負け、 大人に負け、 友人に負け、 自分に負け、 企画に負け、 恥じらいに負け、
形に負け、 中身に負け、場所に負け、やり方に負け、 作りに負け、 展示に負け、
時間に負け、自信に負け、 画に負け、精神に負け、魂に負けていた。

この46枚の画には、魂がなかった。

いや、魂はなくてもいい。
魂がなくても面白いものは面白い。
何かが足りない。
何かというか何もかもが足りない。

 

というか、
そもそもの根本的な部分にまで疑問が出てきてしまった。

 

自分は何をやっているのだ。

 

 

この展示で何がしたかったのだろう。

 

 

 

自分はどこにゆくべきか。

 

何を作り、何を生み出す。

 

どこに向けて。

 

誰に向けて。

 

 

 

 

頭が混乱している。

 

 

 

 

 

 

気付くと4日間、何もしていない。

 

 

 

 

 

 

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