一週間

 

お引っ越しから一週間が経とうとしている。

恐ろしく早い。

 

通勤時間が超短縮でき時間が増えたはずなのに、
以前よりも時の経過が早く感じる。

これが都会のスピードか。

 

このスピードに飲まれたら負けだ。
また過去の自分に戻ってしまう。

しかし都会に生きる以上、時は無視できない。
このスピードについていこうとすると置いていかれる。

ならばこのスピードを追い抜けばいい。

ダラダラしている暇はない。
ダラダラする気もない。

駆け抜けるのだ。

目をつぶってではなく、目を見開いて駆け抜ける。
一歩一歩、実感しながら駆け抜ける。
転ぼうと、事故に遭おうと、死ななければいい。

全速力。

 

ギリギリの生活でどうのこうのというのはもう飽きたので、
お金を貯めたい。
そして余裕が欲しい。
そこの面で神経を使っていると、他になかなか身が入らない。
今は日々バイトをしている。
家から徒歩3分のとこと新宿。
空いた日は、日雇いをぶち込む。
余裕ができたら、また何か始めようかとも思っている。
まだ何も考えてはいないけど。
ただ金のためだけにやっている日雇いの時間を、もっと有意義な時間に。

せっかく動きやすい場所にいるし、
今は何をやってもいいのだ。

今はというか、人生は何をやってもいいのだ。

まずは金。

 

そして部屋を片付けよう。

 

そしてユニットバスが全くうまく使いこなせない。

 

 

乗り越える壁はたくさん。

 

 

人生第三部

 

9月13日。

ようやく引っ越せた。

安定のないものが引っ越しをすることが、こんなにも大変だとは思わなかった。

候補だった代々木八幡の物件は他者にとられ、
代官山の物件はよくよく調べると女性限定というオチであり、
その後もいろいろ見たがピンとこず、もう一生山かと思いかけたとき、
念のため少し家賃を上げて探してみたところ、渋谷で見つかった。

家賃が高い分、初期費用が割と安くすむ。
しかしこの家賃を払い続けられるのだろうか。
ガッツガツに働いていたラジオ時代より高い家賃。

しかし場所が思いっきり渋谷というのにどうにも惹かれる気持ちが抑えきれず、
内見時も割としっくりきてしまい、ここに決めた。

ギリギリまで働いたが結局足りず、親に借金もした。
自分の力だけで引っ越せないことが悔しいが、そんなことも言ってられなかった。
このまま山に居続けても何もない。早く次にいかねばならない。

 

この一年半、本当にたくさんのことを考えた。

人生のこと。自分が何者なのかということ。生きるということ。死ぬということ。
社会について。システム。ルール。常識。他人。金。人と人。仕事。都会。田舎。
人間。動物。虫。食事。遊び。楽しさ。好きなもの。嫌いなもの。
必要なもの。要らないもの。全て。

いろんなものに、必死に自分なりの答えを出した。

そして今、その全てをリセットしようと思う。

 

過去の自分には縛られない。考えなんてあっという間に変わることも分かった。
考えに考えた挙げ句、それを一気にぶち壊す。

それがもう、たまらない。

何か物語を作るときも、
せっかく積み上げてきたものを最後に台無しにしてしまうような、
そういったものに物凄く興奮をおぼえる。

 

たくさんぶち壊して、たくさん積み上げて、たくさん0から始めたい。
人生で、あと何回ぶち壊せるか。
これでひとまず、2回目のぶち壊し。

ただ、これはただの0ではない。新0。
進化して、深化して、新化した、0。

 

欲望渦巻くこの渋谷という都会のど真ん中で、どう立ち向かっていくか。
欲望、都会、社会、金、システム、仕事、
遊び、エンターテイメント、POP。
今まで逃げていたものにぶつかっていくのだ。

戦うこと、作ることは絶対にやめない。
そして、より生きる。
今まで以上に、何でもあり。

もう逃げない。

ここからは、第三の人生。

 

人生第一部、社会激動編。

 

人生第二部、社会離脱編。

 

そして、本日より人生第三部、

 

 

社会復帰編。

 

 

 

 

スタート。